【美容師の働く形2022年】業務委託サロンの働き方ってどんなの??報酬?給与?個人事業?保険?の解説!!

業務委託

こんにちは!!
県内3店舗の美容室を経営してます現役美容師社長、はつらつブログです!!
シンプルに分かりやすくお伝えする!!をモットーに皆様に超おすすめ情報をお届けします!!

本日は、2022年!業務委託サロンの働き方!報酬?給与?個人事業?社会保険?優しく分かりやすく解説!!美容師の観点から、すべてを大暴露したいと思います!!!

あなたに向いている働き方はどれかな??

 

 


★まずは色んな美容師の働き方の形態のおさらい!

☆レギュラー勤務体系(雇用契約を結んで働く)の解説!

おそらく昔からあるベーシックな雇用勤務体系です。

スタイリストとアシスタントが協力し、店長、副店長などの役職のもと、店舗の売り上げを伸ばしていき、基本給+歩合の給与体系で、個人の給与を上げていきます。

技術レッスンや、ミーティング、新しいシステムや新しい商材の講習をみんなで取り組んでいく、いわば協調性が大事になってきます。

有給休暇、残業代、寸志、ボーナス、昇格、社会保険(健康保険や厚生年金)、労働保険(雇用保険、労災保険)、産休育休制度など、福利厚生が充実しています!


☆面貸しサロン(フリーランス)の解説!

面貸しはサロンのオーナーとフリーランスは「オーナーと従業員」ではなく、「店舗オーナーと利用者」の関係です。

そのため、お給料を働いたサロンからもらうのではなくお客さんからもらった売上が収入になります。

その中から場所を借りた代金をサロンオーナーに支払うかたちになります。

代金%は、店によってまちまちです。

基本集客は自分で行います。(お店のフリー客を振ってくれる場合もある)

フリーランス美容師は、複数店舗との契約も可能です。

サロン側も空いている席(スペース)を貸せるので、win winですね。

「個人事業主」で「面貸し」とし、自分で確定申告を行い、適切に税金を収めなければなりません。

「売上」から「オーナーに支払う金額」を除いた金額が、すべて自由になるお金ではないのです。所得税、住民税、国民健康保険、国民年金などを、その中から支払っていかなければいけないので、かなり計画的に準備することが大事になります。

経費の節税は出来ます。


☆シェアサロンの解説!

シェアサロンとは、店舗を持たないフリーランス美容師にセット面や美容室の設備を貸し出す施設です。(独立に近い)

美容室の空いている席をレンタルする「面貸し」とは異なり、全ての席がシェア用として確保してあるのが特徴です。

シェアサロンの利用料金は、「月額固定利用料」「固定+歩合料」「時間料」のいずれかを採用しているケースがあり、要は、「独立店舗を持つ」に等しいです。

もっと簡単に言えば、独立は通常工事費等大きい借金をし、毎月返済していくパターンが多いですが、レンタル料金を毎月支払うので、リスクとしてはひくいです。

やめようと思ったらやめれるし、勤務日数、勤務時間などもある程度自分のペースで設定できます。

基本集客はすべて自分でしますので、インフルエンサー美容師には超おススメです!

所得税、住民税、国民健康保険、国民年金などを、その中から支払っていかなければいけないので、かなり計画的に準備することが大事になります。

経費の節税は出来ます。


☆業務委託サロンの解説!

おそらく個人的におススメで、働きやすいと思います。

業務委託サロンとは、サロン側で集客や在庫管理などの店舗の運営を行い、美容師が業務を委託される形でお客様の施術を行うサロンのことです。

美容師は個人事業主(フリーランス)として、サロンに雇用されず完全歩合制で働きます。

例えば、指名客売上げの60%、フリー新規売上の50%など、報酬割合は会社によってまちまちですが、最近ではパーセンテージが高い業務委託も増えてきてます。

集客は会社が行います。(ここがシェアサロン、面貸しと違うところの一つです。)

会社拘束は少ないものの、基本的なメニュー、料金、就業規定は存在します。

今回はこの業務委託について深堀していきます。


★業務委託美容室の解りやすい解説!!

☆業務委託ってどういう意味!?

【アウトソーシングという事】
特定の業務を外部の企業もしくは個人に委託する契約のことを言います。

例えば、「100個のシャンプーを渡すので1か月で売れるだけ売ってください。営業する日数、時間はあなたの自由です。売ってくれた分の50%をあなたに報酬としてお渡しします」

業務委託では、業務を受けた受託者が自己の裁量で業務を遂行します。

そのため、業務を発注した事業者(美容室)が就業時間の指示指定等を行うと、違法行為(偽装請負)とみなされる恐れがあるので注意が必要です。

なので、フレックス勤務(始業および終業の時刻を会社が設定するのではなく、一部従業員の意思に委ね、自ら決めさせる趣旨の制度)になるのです!


☆働く時間はどれだけ自由なの??

先ほどのフレックス勤務と言う働き方になるので、根本、超自由です!

 

私は保育園の子供がいるので、保育園に送ってから平日のみ9時から15時までのみ働いています!

 

僕はお昼は家族で居たいので、9時から11時まで働いて、一度家に帰ってからまた14時から19時まで働いています。

 

私は本業が他にあるので、それが終わってから副業として週3日、16時から20時まで働いています。

 

僕は独立開業の目的のため、週6で、9時から22時まで頑張っています!!

このように、多種多様な働き方が出来ます。

ただし、フレックス勤務とはいえ、おそらく月シフトで業務をするので(指名のお客様が出来て、さらに美容業は予約がほとんどなのでお客様のためにシフト制になりますね)、不都合で急に仕事を休む場合は、自身もしくはレセプションと連携して当日のお客様に予約変更連絡はしないといけません!!

 

 

 


 

☆本業、副業、どちらでもいいの??

はい。どちらでもいいです!

例えば、

僕はレギュラー勤務の美容室にスタイリストとして働いていますが、会社が副業OKなので、勤務後19時から21時まで業務委託サロンで週3日働いています!

 

私は普段パートで事務職に就いていますが、会社が副業OKなので勤務後15時から19時まで美容師をしています!

 

僕は業務委託美容室を2つかけ持っています。
遠方からのお客様が来店してもらいやすいように勤務地を変えています!

 

 

など、本当に様々なんです!

要は、本業副業ともに迷惑が掛からなければいいのです!

あくまで、本業職の会社に、副業可能かどうかをしっかり聞いて、お互いが理解して副業を始めるようにしましょう!

 

 


☆報酬はどういう計算になるのですか??

まず大前提として、業務委託者は【給与】と言うものではありません!

業務委託業者(美容室)があなたに業務委託、要は先ほど書いた、
「100個のシャンプーを渡すので1か月で売れるだけ売ってください。営業する日数、時間はあなたの自由です。売ってくれた分の50%をあなたに報酬としてお渡しします」
と言うような仕事を渡しますので、遂行した仕事分の【報酬】をもらうことになります。

全国的な自分調べになりますが、指名客と新規フリー客では報酬が違ったりします。

新規客 月技術売上の50%~70%など (指名売上げが高いほどパーセンテージが高いことも)
フリー客 月技術売上の40%~50%など

材料費、光熱費等をここから10%、15%ほどひかれるパターンがおおいです。

報酬パーセンテージより10%~15%業務委託業者がもらうという事。

さすがにこれはサロン側が頂かないと経営傾いちゃいます・・・。

例えば・・・

月指名技術売上 60万円×(60%−10%)=30万円
月フリー技術売上 30万円×(50%−10%)=12万円

30万円+12万円=42万円の月報酬(月90万円の技術売上)

となります。

あくまで一例。


☆薬剤、店販、メニュー、価格は決まってる?決められる?

基本的な営業ルールは業務委託にも存在しますが、会社によっては交渉で折り合いをつけてくれるような、相互理解のシステムもあったりします。

例えば、

施術メニューは決まっているが、新しい自分の得意な新メニューを決められる!

・メニューの価格は決まっているが、自分の得意な新メニューの価格を決められる!

・個人感覚で値下げはしてはならないが、集客のために個人クーポンを作れる!

・薬剤はお店の既存の物を使うが、お店にはない、個人的に仕入れてほしい剤を入れてもらえる!

こういうのも、働く前に聞いておきたいですね!!

 

 

 


★独立よりも業務委託で働く方がリスクヘッジ!?

☆独立開業後の、待ち受ける試練とリスク!

昨今、安易に独立開業される(ごめんなさい)美容師さんが多い気がします。

一人親方の開業であれば、数坪の店舗、中古の機材、ある程度の顧客数で、雇われの時の給与くらいは賄えると思います。

赤字ではないけど黒字、と言うのがそもそも油断です。

独立したのであれば、社会保険や労働保険はなくなり(個人で入れる仕組みもありますが)、会社の後ろ盾もなくなるので、極論、雇われ時よりも2倍3倍の手取りを最低稼がないと余裕が老後まで続かないこともあります!(家庭を持つという事も考えて)

だって、第一線で60歳や70歳までバリバリ売り上げを上げ続けるなんて言うのはほんの数パーセントなのです。

さらに独立開業後は、集客、企画、システム等の、経営センスや、怪我病気、特定感染症、機材店舗の故障、リフォームなどのリスクやコストものしかかってきます!

美容師も人です。

独立後、経営センスが無い(すごいスタイリストがいい経営者になれるという事ではない)、モチベーションが下がる、体力がなくなっていく、アシスタントを雇い、うまく成長させられない、事業拡大できない、その他の要因で廃業を余儀なくされる美容室は、年間平均7000件と言われています。

自分は大丈夫、といったなぜか自信を持った美容師がいまは多くいて、なんとかやっていける、だってノウハウはSNSやYouTubeでしっかり学べるし!という始末・・・・。(実際に教材がSNSと言う人いるんです)

独立開業だけが成功ではない時代に!!

人口は2100年には日本の人口は6000万人程度になる。現在の半分!

毎年人口は約53万人の減少!!

リスクの比較的少ない業務委託が全国で広がってきています。

 

 

 


★売り手市場だからこその働き方がいっぱい!この機を逃すな!

2022年現在、美容師は【※超売り手市場】です!!

※売り物(供給)より買い物(需要)が多く、売り手が買い手より有利な立場にある状態の市場のこと。

 

色んな美容師の働き方があり、敷いては副業や投資なども多種多様にあります!

全国の美容師さんも、このブログを機にロジカルな思考で賢く楽しく過ごしていきましょう!!!


 

 

 

 

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