【きょくたん先生の、極端な話】美容師でどんぶり勘定独立計画中のそこの君!これからの時代、俺ならできる思考は終わってしまう!!

独立

こんにちは!!

県内3店舗の美容室を経営してます現役美容師社長、はつらつブログです!!
シンプルに分かりやすくお伝えする!!をモットーに皆様に超おすすめ情報をお届けします!!

今回はなぁ、独立願望のある美容師、独立計画中の美容師、今なら間に合う!考え直せ!!どんぶり勘定美容師は極端にアドバイスしてやる!!!

きょくたん先生の極端な授業を聞かせてやるわ!!

注!あくまで独立とは、個人事業として店舗を構えることとして、業務委託やフリーランスではないと言っときます!

独立後の売り上げだけの話じゃなく、その後の待っているリアル恐怖の話や!!

きつい言葉も使っていくし、炎上御免!!
極端やぞ!!おら!!

 

 


 

★独立前に最低限の情報をここで紹介じゃ、おら!!

☆全国美容院の数と、その他雑学を知れ!!


引用:https://www.beautopia.jp/105872/

令和3年(2021年)の美容室の店舗数は、前年度から6333軒増の26万4223軒(前年度比2.5%増)。年々増加を続けており、今回も過去最高を更新したとのデータ!!

年間1万件出店し、7000件廃業という割合現状なんだよ・・・。
コンビニ(すべてのブランド全部)は約6万件、信号機の数訳12万本・・・。

一方、理容室はさらに減少し、1053軒減の11万4403軒(前年度比0.9%減)となった。

知ってるわそんなん、って思ってるやろ?
出しゃぁ儲かる時代じゃないんよ。
儲かるって意味わかる?
甘い数字出してんじゃね~よ!!

 

 

 


☆従業員数がキーポイントなんだよ!!


引用:https://ribiyo-news.jp/?p=34230

2021年3月末時点の美容師数は54万9935人で、施設数と同様、過去最多を更新したってよ!

ちなみに、理容師数は21万0849人で、理美容合わせると76万0834人になる!

美容師数は、数回前年を下回った年はあるものの基本的に右肩上がりで増え続け、1993年以降、29年間連続して増えた。
2021年は前年度に比べ7846人(1.4%)増え、1美容所当たりの美容師数は2.13人になった。
2.13人は3年連続。

ー?俺が働いているとこは1店舗5人以上いるけどなー。

 

ってさ、ある程度店舗数がある美容企業はそんだけスタッフが集まるブランド力と求人に金かけまくってんだよ!!

 

オーナー1人でやってる個人店に求人はなかなかこねーよ。
マジに!!!

 

オーナーとずっと二人っきりで働きたいと思うスタッフいたらラッキーだよ!

求人にはお金かかるし、入社してきてもオーナーの希望の人間性と技術を持ったスタッフが来てくれることはあんまないし、慣れてきた思ったら辞めるし、って思っとけよな!!


・一旦まとめとくぞ!おら!


引用:https://www.mhlw.go.jp/index.html

店舗展開よりは1人で現在経営が3割以上!

 

これからの美容業界は、
新規参入企業が増える(美容会社以外の企業)
職人ではなく、職業認識になっていき、福利厚生や給与面での充実化
人口減少(2048年には9,913万人とのデータ)
安価店と、高級店の2極化

2048(平成60)年には9,913万人と1億人を割り込み、2060(平成72)年に
は8,674万人になると推計されている。
2010年時点より4,132万人の減少となり、半世
紀の間におよそ3分の1の人口を失うことになる!

 

 

 


 

★さて、恐怖をひも解いていくぜ!!おらぁ!!

☆新規参入企業が増える怖さ、やべーぞ!!解ってる??

業界外の企業による新規参入は、これから加速度的に増えるぞ!!

なぜか??

他業種大手からすると、美容業界の中小企業が作ってきたシステムやスタッフなんてのはうすっっぺらい狭い世界のテンプレシステム!
なので同業種からするとスーパーレッドオーシャンだが、他業種大手からすると資金面や経営ノウハウ、人脈すべてにおいて付け入る隙間だらけなんだよ!!

 

美容業界はレッドオーシャンだが、これはもう正直に言ってしまうと、美容経営者全体を見渡すと、大した経営力と資金もないのに、運よくスタッフに恵まれたり、立地に救われていたり、商圏に競合があまり無くぼちぼちの利益を上げられていることが多いんだよ!
あと、リアルに自転車操業多い事実!!

 

 

他業種の大手の資金力と経営ノウハウ、その周りのシンクタンク(頭脳集団)にはかなうわけねぇ!

決定的な怖さは、大手の資金力ともなると、スタッフの給与を一気に地域平均よりも跳ね上げてこられることだよ!!

福利厚生も今までのぼちぼち美容企業なんかよりも手厚いものになるのは当然やろが!!

例えばレッスンもしっかりと残業代が付いたり、各種保険が充実したり、外部講習や備品購入(ハサミ等)の費用会社負担、借入や資金で店舗内の充実化、後継者問題の解消、これだけでも脅威だわ・・。

 

 


 

☆職人ではなく、職業認識になっていくって、意味わかる?

昔から美容師は「職人」とされ、先輩から朝から夜遅くまでレッスンでしごかれたと思うし、「見て覚えろ!!」とか、「自己投資だから時間とお金を自分で使って学べ」なんてこと言われまくってただろ??

これからは働き方改革で、一般職の定義【労働基準法】にのっとった、職業としての働き方になっていく!!

個人事業でこじんまりスタッフを雇い入れて教育していくには、いささか大変な時代に突入や!
すぐに「ブラック」「パワハラ」とかいわれんぜ!!

給与面でも福利厚生面、教育面でもじゃ!

 

 

 


 

はいここから独立希望者、良ーく読んどけ!!!

☆独立する前に、あんたの数字の実力、見合ってんの??

実際いるんだよな、大した月技術売上や店販売上もないのに自分の店を出してしまうやつ( *´艸`)

 

俺は月技術売上50万円だけど、今の職場のやり方では無理だよ!
独立して俺の経営の方が絶対もっと上げられる!
集客アイデアもいっぱいあるし!
上司から文句言われるのも嫌だし!
親からもお金借りてとっとと独立だ!
スモールスタートで本気出して頑張れるぜ!!
中古で什器は安くそろえるぜ!

て、大げさじゃなくているんだよ、こんな美容師いまだに( *´艸`)

 

厚生労働省健康局生活衛生課の資料参考で、美容師の月間売上の平均は約49万円( *´艸`)
そして平均客単価は立地条件によっても変わるが、約6,000円( *´艸`)

雇われてるときはアシスタントがいて、会社集客があって、会社ブランドがあって、色んな勉強が出来て・・・。

1人で独立と仮定したら、1日4名、単価6,000円でも月に624,000円(月曜のみ定休日)
2人(1人はアシスタント)で、売上1.5倍(1,3~1,5倍が平均領域)としても月に936,000円

この数字見て「行けんじゃね??」なんて思ったやつ、大丈夫か??

 

 


☆経営って、ノリで出来ると思ってる??

まぁ最悪一人で死ぬまでワンマン経営するんだったら好き勝手にやりゃぁいいけど、スタッフをなんやかんやで雇入れするんだったら、これだけは言っとく!!

 

自分のやりたい店作りや経営手段を一貫しすぎるとスタッフは辞める!!
だから、

 

みんなが働きやすい環境と人間関係を考える

 

ストレートに言ったる!

経営とは、自分の作り上げたい店像を抑えて周りのスタッフの働き方に重きを置け!!!!!!!

 

よほど自分が独立する前に有名な会社にいて、よほど君にカリスマ性があって、よほど君が売上を上げていて、ブランディングを明確にし、人間性が豊かで、行動力があって、臨機応変に変化し、先見の目があり、数字を追い求め、結果を出し続ける、そんな人ならワンマン経営でも「ついていきます!!」って言ってもらえるわ。

 

 


☆ランニングコスト、損益分岐点、理解してんの??おら!!

【一人営業の計算/月】
・家賃:15万円(坪数や立地によるが)
・原材料費:8万円(月売上によるが)
・広告宣伝費:10万円(ホット〇ッパーやその他集客ツール)
・水道光熱費:8万円(あくまで一人営業平均値)
・通信費雑費:2万円(あくまで一人営業平均値)
・雑費:1万円(洗剤やお菓子や雑誌やその他)
・借入返済:10万円(借入1千万円、10年返済の雑勘定)
さらには年金、健康保険は、個人事業か法人かで変わっていくので、省きます!!

んでもって、合計584,000円/月

これが損益分岐点(黒字赤字のボーダーライン)ね。

これ、言うけど、だいぶ抑えてるし。
賃料も都会や駅前なら10坪でも20万、30万、それ以上するぞ!
ホット〇ッパーも掲載ランクも地域で数万円~50万円とかふり幅あるし。

もっとリアルに言うと、客単価6,000円、1日4人ご来店で26,400円の売り上げ
月売上712,800円/27日

その264,00円のうちの21,629円【一人営業の計算/月】はランニングコストで持っていかれる!!

てことはよ、26,400円ー21,629円=4,771円の1日手残り……

んで、4,771円×27日(月4日のみ休み)=128,817円

あなたの給与、128,817円~はい~がんばれ~( *´艸`)

 

アシスタント雇用すると、人件費、各種保険、社会保険加入でさらに会社側で半分負担。
月売上も2倍なんてならんからな!
1,3倍~1,5倍と思っておけ!!おら!!

 

 


 

☆いつまで働けるの?売上を上げていけんの??ここ大事な話!!!

まずシンプルに「何歳まで働けるの?

これは超大事で、
あなたはこれから年老いていきます。

そうするとケガや病気で職場に立てないこともある。
長期離脱も必ずある。
そもそも結婚し、子供がいて、リアルお金の問題なんて山ほど出てくる。
マイホーム購入や車購入、借入増えていく。
老いると今まで見たく若い世代からカリスマ性がなくなっていく事もある。
テンションが下がってしまう時もある。
でもあなたは肉体労働者。

 

あなたは何歳で独立?

25歳??40歳??
80歳まで働けると思ってんの??

雇われている時の最低保証額なんてないんだよ。

独立=売上を上昇させていかないといけない!

これ、当然よね?
独立して、雇われてた時くらいは手残りあるし、ひとまず独立成功!
なんて寝ぼけたこと言って安心してるやつ、いるねん!!

雇われてた時ほどの手残りなら、年金問題や、修繕費やシステム導入費や機材商材購入費さらにはさっき言った長期離脱とかだけでも馬鹿みたいにマイナスじゃおら!!

ふぅ。

先のことをもっと考えて?????

 

 


 

☆事業者は税金をまぁごっそり支払っていく。覚悟しろや!!

・所得税
個人事業での所得に応じて税金が課される・個人事業税
個人事業税は個人の事業に対して課せられる税金のこと・消費税
大体年間の総売り上げの5%(消費税10%時)くらい

 

各種どれくらい払うの?についてはここでは語らないでおこう。

てか、ちゃんと税金分は別でためて置いたらいいんじゃん。
計画的にやってればそんな慌てることなくね??

 

あなたがやり手で客単価も高くて店販もたくさん売って、月売上そら上昇出来きるスタイリストで、自己管理がしっかりできる経営者ならいいね。

それ以外の奴らは、「えぇ~年度末にこんな支払えないよぉ~、せっかくためたお金、こんな一瞬で飛んでいくぅ~、損した気分~
とか言うんだぜ!!

 

 


 

☆売り上げを安定させるむずかしさって、半端ないぞ!

アクシデントなんかつきものじゃ!!

➀お客様のキャンセルで予約枠がいきなり空く(遅刻、寝坊、ドタキャン)
②予約が上手に埋まらない(希望時間はこちら都合では埋まらない)
➂今日の売上が最悪なら、このマイナス分を別日で補わねばという不安
④雨や雪の天候でも響く予約(➀になる)
⑤自身の体調で仕事できない(➂になる)

 

その為に売り上げ見込みのサブスク制や、レンタル制や、システムを考えていくが、どれも経営者の信頼関係やカリスマ性があっての見込みなのでね、誰でも出来ねぇよ!!

 

 


 

☆今後の展開を明確にしてスタートを切れよ!!

独立してからの後を明確に計画し、遂行していけ!

もう2023年、時代の進む流れが速すぎて、さっき流行ったものが来年は終わってるし、SNSの情報量とスピードがありすぎて最新技術と最新商材、最新知識についていけないと衰退していく!!

数字が安定してきたからよかったぁ~、はくそダメ!!

「安定」=「衰退」

 

常に「進化」していく企業のみが数字を上げて生き延びていく!

 

売上が安定してきたらネクストステージに進む合図と思え!!

 

終わりなき独立地獄へようこそ~!

 

店舗展開、投資や株、アフィリエイト、EC関係システム構築、別事業展開、古物商による物販
様々な活路を見出していかないと、死ぬまで安定はないと思え!

守るべきもの(家族もしくは身内や恋人、自店のスタッフ)を胸に思い、しっかりと時代についていけるものだけが死ぬまで幸せでいられると思っとけ!!

叱咤激励じゃ!!

美容院独立計画者は勇気をもって踏みとどまり、もう一度細部まで考えて独立して成功しろぉ!!

 

ご愛読ありがとうございました<m(__)m>

 

 

 

 


 

 

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